【授乳トラブル】乳腺炎?ヒヤッとした実体験

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こんにちはサクラです。

ママになって2ヶ月半、授乳が始まって2ヶ月半。
ありがたいことに母乳の出が良くて、今は完全母乳で進めていますが、はじめの頃はミルクと混合でやっていました。
眠たいときも2時間毎に授乳して、おむつを替えて寝かしつけて。

日によっては1時間毎の授乳や眠らずにずっとぐずっていたり、体を休めようとしたら授乳時間になってしまったり…。
世の中のママさんたち、お疲れさまです!

息子くんは2ヶ月過ぎくらいから、ふにゃっと笑ったりおしゃべりするようになってからはもっと頑張ろうとモチベーションが上がりました。

母乳をあげていることによって、いろいろな授乳トラブルがありますが私が経験したのはひとつ。
これから先、きっと経験するだろうなと怖々としているのもあります。

ヒリヒリした痛みが…

 

あれは1ヶ月健診が終わり、ほっとひと安心した頃。
最初はかわいいかわいい我が子がおっぱいを吸うと、ヒリヒリと染みるような痛みがありました。
それでもまだ我慢できるくらいの、ちょっとした痛みだったので気にしないようにして飲ませていました。
ですが、次第に痛みは増すばかり…。
痛い、でも飲ませなきゃカチカチになって詰まりそう。でもすごく痛い。
シャワーが当たるだけでも痛みはあって、泣きそうになりました。

ヒリヒリはチクチク、そしてズキズキ。

産院に入院中、助産師さんに乳腺炎に気をつけてね」と言われたことを思い出して、自分でなんとかしようと乳腺炎について調べてみました。

乳腺炎とは?

 

乳房が炎症を起こしている状態を乳腺炎といい、授乳中であればだれでも経験する可能性のある疾患です。

乳腺炎には2種類あり、

1.急性うっ滞乳腺炎
母乳が乳管に詰まってしまい、溜まることで痛みを引き起こし感染症になってしまう。

 

2.急性化膿性乳腺炎

 

皮膚や乳頭、赤ちゃんの口から細菌が侵入し、炎症を起こしてしまう。

かかりやすいのは1の急性うっ滞乳腺炎だといわれています。

私もマッサージすると出てくるのに、新生児の息子くんは吸うのが上手ではないし、すぐに寝落ちてしまうのでタイミングが合わずどんどん溜まっていったのかなと推測しました。

症状としては、

  • 胸に痛みや腫れがある
  • しこりができる
  • 高熱がでる
  • 倦怠感、悪寒がある

幸い、痛みしかなかったのでしばらく様子見してセルフケアすることにしました。

もちろん早めに診断してもらうことが最善です!

  

セルフケアと予防法

 

とにかくセルフケアしてみよう!と授乳の際に気をつけたのは

  1. おっぱいが張って硬くなっていたので授乳前に乳頭マッサージをする
  2. 口が小さい息子くんでも深く乳輪が隠れるくらいまで深く咥えさせる
  3. 一定方向からではなく、フットボール抱きや縦抱きにして抱き方をかえる
  4. 吸ってもらってる間、固いところを軽く押さえる
  5. 野菜や水分をたくさん摂る

です。

いつでも水分をとれるように常に手の届くところに水や麦茶を置いていましたし、ストレスや寝不足も原因の一つでもあるので、里帰り中はたまに母に預けて少し寝ていました。

乳頭にしろいできものが…

 

当たり前ですが、劇的に良くなることもなく毎回痛みを堪えながら授乳していました。

そしてふと、お風呂あがりに乳頭を見てみると白いぷっくりしたできものがあるのに気づきました。

かさぶたのようで、触らなくてもヒリヒリしてブラに当たるだけでも痛むことも。

これはいよいよヤバイな、と思いつつも病院に行くことはなくセルフケアを続けることにしました。

もしかして乳頭に傷ができてしまったのかな?と今までのケアにプラスして購入したのが乳頭ケアクリームのピュアレーン100です。

実は白いものを見つけてしまう前日に、乳首が切れてしまったらどうしようと念のため買ってみたものでした。

赤ちゃんの口に入っても大丈夫だったので評価も高かったので安心して使っています。

乳口炎でした!

 

白いできもの、白斑ができたことによって改めて調べ直してみると、乳頭の表面が白斑によって塞がってしまい炎症を起こしているのではないかと結論しました。
そう、乳腺炎ではなかったのです!

とはいっても、表面か乳腺の違いだけで詰まってしまっていることには変わりません。

しかも乳口炎から乳腺炎になることもあるので、油断はできませんでした。

痛い、けれど詰まりが原因なら飲んでもらうしかない…。

授乳が辛くて辛くて「このままミルクにしてもいいかな」と思うくらいでしたが、せっかく出るのだからもう少し頑張ってみようと我慢しました。

出産の痛みに比べたら頑張れるはず!!

(半ば意地を張りました)

痛みからの解放

 

痛みを覚えてから1週間後。1日に10〜12回ある授乳、5分間我慢し続けているとなんと!白いかさぶたがペリッとめくれていました!

はがれそうでくっついているそれを思い切って引っ張ってみると、取れたんです!

いつか取れるものだとは思っていましたが、ともかく息子くんの口に入らなくてよかったな。

これで塞いでいた乳口が開通されて詰まっていた母乳が出てくるようになりました。
乳口炎および痛みから解放されたのです!!

白斑がなくなった授乳はスムーズにでき、私と息子くんにとって大切なコミュニケーションが苦痛なくできるようになり幸せな気持ちでいっぱいです。

 

授乳トラブルは他人事じゃない

 

初めから母乳がスムーズに出る人はほとんどいないと思います。

がんばる中で乳首が切れたり、母乳が出なくてマッサージも痛かったり、詰まって乳腺炎になったり…。

吸ってもらうことで出るようになると聞いていてもそれまでが辛くて、なんで出ないんだろうと涙が出ました。

慣れない子育てに授乳に、泣きそうになって心折れそうになったこともあります。

出産したその日から母親になる。昨日までの自分ではなくなる気がして怖いと感じたことも、正直あります。

それでも痛みを我慢してでも諦めなかったのは、がんばってる我が子の寝顔がとても安らかで愛おしいから。

もちろんミルクに移行しても思いは変わりませんが、スムーズに出てくるようになって、母乳で頑張ってみようと決心した気持ちが実った瞬間は嬉しかったです。

これで乳腺炎の危険がなくなったわけではなくて、いつトラブルに見舞われるかわからないので、これからの毎日も気をつけて過ごしていきます。

世の中のママさん、一緒にがんばりましょう!