自己肯定感とは?
自分を肯定する感情のこと。
自己肯定感が高いと失敗を恐れずにチャレンジできたり、他人と比較することも少なく、明るく前向きな人が多いとされます。
人間関係も良好に作れるといわれているので、自己肯定感が高い方がいいですよね。
周りにこんなポジティブな人はいませんか?
- 自分や物事を肯定的に見ている
- 自分から積極的に行動している
- 他人を尊重できる
- 立ち直りが早い
ポジティブな人ほど自己肯定感が高いといえますね。
自己肯定感が低いと…
人と比べて落ち込んだり、自分に自信がなく、チャレンジ精神がなくなってしまいます。
つまり、自分を否定してしまう。
「どうせ自分なんて…」と卑屈になってネガティブな影響を受けやすくなってしまいます。
失敗することを恐れて挑戦することを嫌がったり、叱られると自分を責めてしまいます。
子どもの自己肯定感を高めるには
まっさらな子どもの自己肯定感は高く育ってほしい、と願っている親は多いのではないでしょうか。
かくいう自分も2歳の子どもを育てているので、日々の生活で気をつけています。
子どもの話を聞く
自分で発見したもの、興味があるもの、子どもが話している時に、しっかり聞いてあげる。
相槌をうったり、褒めたりすることで分かってもらえる、自分に興味を持ってくれているんだ、という安心感と肯定感が生まれます。
自分が一生懸命話をしているのに、空返事だったりスマホを見ていると、大人でも嫌ですよね。
どうしても手が離せない場面もきっとありますが、話聞く時間を少しだけでもとってあげてください。
行動を叱る
叱り方は難しく、親も感情的になりやすいですよね。
しかし、これだけは意識しています。
子どもを責めない、否定しない。
✖️「どうしてできないの?!」「だからあなたはだめなのよ」
謙遜しすぎない
何気ない会話の中で謙遜しすぎることはありませんか?
たとえば「お子さん、かわいいですね」と言われて
「そんなことありませんよ、うちの子やんちゃばかりで困るんです」と返してしまう。
それを聞いている子どもは
「自分は親にかわいいと思われていないんだ」と感じてしまいます。
謙遜すること自体が悪くはないですが、そこは「うちの子かわいいです!」しっかり子どもにも伝えましょう。
親が子どもの行動を制限しない
例えば子どもが野球をやりたがっているのに「あなたはサッカーをやりなさい」「そんなことより勉強しなさい」と命令したり、制限してしまう。
やりたいことをさせてもらえない窮屈さと、親にすべて決められてしまうことで、自分で判断することが苦手になってしまいます。
他人と比べない、容姿の欠点は言わない
どうしても他のお子さんと比べてしまうこともあると思います。
「みんな出来るのに、なぜあなたは出来ないの?」
「鼻がぺちゃんこだね、目が小さいね」
など、気になることはあるかもしれませんが、親はとにかく「かわいいね!」と言ってあげれば大丈夫です。
冗談でも、からかい半分でも下げる言い方、否定する言い方は幼い子どもでも強く響きます。
私も親にではありませんが「あんたは姉と違って頭が良くないからね〜」なんて笑い話として言われましたが、笑えないし、正直ショックで、(頑張っても意味ないのか…)とやる前から諦める癖ができてしまいました。
自己肯定感はいつからでも育てられる
せめて自分の子どもにはネガティブな感情を持って欲しくない。
前向きで明るい子に育って欲しい。
そんな思いから、なにもなくても「かわいいね」「大好きだよ」と伝えるようにしています。
出産して、こうして自分自身で調べたり学んだりしながら私も考え方が変わっていき、自己肯定感が高まってきていると感じます。
(細かいことを気にしなくなったり)
つまり、自己肯定感はいつからでも育ちます。
大人になるにつれてなかなか自分を認めるのは長い時間がかかるかもしれませんが、プラスになることは間違いないです。